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プロが話題の本5冊読み込んで、後悔しない家づくりの方法を要約してみた
住宅は、最も多くの人が建築に触れる接点です。 今回は、住宅を建てることにフォーカスした、話題の書籍を5冊ほど読み込み、共通している大切なことをまとめてみました。 これから住宅を建てたいと思っている人に向けては、色々な書籍を読む 手間が省けて... -
労働者の負担軽減へ: タワークレーン自動化技術の最前線 現状と未来 実力と課題
「第24回建築の自動化技術シンポジウム」を広聴してきました。 今回は、その中で発表されていた 戸田建設さんの「タワークレーンの3次元自動誘導システムの開発」について、 要約するとともに、現状のタワークレーンの自動化の実力について紹介したいと思... -
エコ建材の意外な落とし穴: 高炉スラグコンクリートのデメリットと対応策
脱炭素社会実現に向けて、脱炭素コンクリートの普及が始まろうとしています。 その中で、脱炭素コンクリートはひび割れ抵抗性については、弱いということも知られています。 今回は、脱炭素コンクリートのひび割れに対する注意事項と対応策を紹介します。 ... -
ひび割れを予防する誘発目地の科学:失敗原因と解決策
鉄筋コンクリート造建物において、美観や耐久性の確保ために、ひび割れの制御は重要です。 今回は、ひび割れを制御するうえで最も用いられる誘発目地について、 誘発目地がうまく機能せず失敗してしまうパターンとその要因を学び、有効な対策までを紹介し... -
建築物解体の新時代への一歩 – 「建築物の解体工事施工指針(鉄筋コンクリート造編・鉄骨造編)」の紹介
国土交通省の推計によると、解体工事数は今後増加し、2028年頃にピークを迎えるとされています。※ また、2000年に施行された建設リサイクル法やアスベストの適正処理など、社会状況も変化してきています。 そのような背景から、建築学会は「建築物の解体工... -
折半屋根での雪害を未然に防ぐための準備ガイド
2月の中盤から後半にかけて数年に一度関東地方でも大雪が降ります。 2014年2月の大雪では、積雪後の降雨により、大スパン・緩勾配の屋根を持つ、倉庫や体育館、カーポートに多くの被害はありました。 これを受けて2019年には積雪荷重に関して建築基準法告... -
あなたの住まいも危ない?能登地震転倒ビルから知る日本基礎設計の真実
最大震度7を観測した2024年能登半島地震。 この地震で、7階建てRC造ビルが転倒するという被害が起こりました。 これは、過去の日本の大地震でも例が少ない被害です。 原因については、調査中とのことですが、日経アーキテクチュアなどの専門誌で推察され... -
現代のトイレ設計:実践的なアプローチ解説と事例多数の書籍紹介
現代の建築設計では、トイレの快適性と機能性は、利用者の満足度に直結する重要な要素です。 公共施設、オフィスビル、商業施設など、多くの人が利用する場所において、トイレの設計は、施設設計成功を左右するクリティカルなポイントとなります。 この記... -
ペンギンから学ぶ?フランク・ロイド・ライト:有機的な建築の新たな理解
現在、四半世紀ぶりにフランク・ロイド・ライト(1867-1959)の回顧展が開催中です。 理数系で建築学科に入学したペンギンは、建築史には興味がなく、学生当時の授業を聞いても全く響きませんでした。 しかし、最近になって、人間や社会の動きは、ある程度... -
【実務に役立つ】免震建物は敷地境界からどのくらい離れればOK?計画初期に一番悩むポイントをわかりやすい解説!
大きな地震の後には免震建物が注目されます。 建物をいかに免震建物で計画するかについて、初期段階で下記のような悩み出てきます。 「免震建物はどのくらいの敷地境界から離す必要があるか?」 これは、建物の位置を決めるために、非常に重要な事項で、計...